そろそろ帰らなくてはと下山に掛かったが、道が乾いていてよく滑る。しかもかなり急な下りである。こけつまろびつ

どんどん下った。私も3回位転んだ、というか木の切り株に下ろしたつもりが、ずっこけたりした。600mの下りはやはり

大変だ。でも道端に綺麗な花が咲いたりしているので、慰めらえる。

甲州高尾山(1,092m)登山

参加:男性)大迫、森、三ツ本、吉村

   女性)大窪


行程:勝沼ぶどう郷
(タクシー)0大滝不動尊-大滝林道展望台-甲州高尾山(昼食)送電鉄塔-

   大善寺-(タクシー)
勝沼ぶどうの丘温泉(入浴、休憩)-勝沼ぶどう郷駅

何の花?

結局予定の時間を大幅にオーバーして下山口の大善寺に到着し、タクシーを呼んで勝沼ぶどうの丘温泉まで辿りついた。

お風呂に入ってビールを飲めば今までの辛さはすべて吹き飛ぶ。歳なんだからこれからはもっと易しいところに行こうよ

と話をしながら帰途についた。

平成29年6月7日(水)

                               吉村 悟 (3回)

さてあの山は?

展望台を出発し大滝林道を少し下ると、棚横手山と甲州高尾山を結ぶ稜線にでる登山道への入り口があった。危うく見過ごす

ところだった。登山道をジグザグに登って稜線にでるとやや視界が開けてきた。引き続き稜線をたどると眺めのよいピークに

でた。これが甲州高尾山の山頂かと喜んだが、何の標識もない。でも眺めは良いし、おなかも空いたので、お昼を食べることに

した。お昼は楽しい。子供の時の事、最近の友達の消息、孫の話などしているとアッという間に時間が過ぎる。そろそろと腰を

上げ、本当の甲州高尾山の山頂に向かう。そこは昼食たべた所の次のピークだった。

どっちへゆこうか?

登山の前々日に気象庁から発表があり、6月7日から梅雨に入ると宣言てしまった。どうしようかと皆さんに意見を

聞いたところ「前回も流れたので、兎に角現地へ行くだけ行こう」との話となった。

当日空を見上げると、どんよりと曇っている。「これは真っ直ぐ温泉行だな」とすっかり安心して家を出た。

しかし勝沼の駅に電車が着くころになると空が次第に明さを増し、周りの山々がはっきり見えるようになってきた。皆

何も言わずにタクシーに乗り込んだので、私も温泉直行をあきらめて山に向った。

甲州高尾山は標高1,100m程の高さだが、タクシーは800mくらいにある大滝不動尊まで我々を運んでくた。

大滝不動尊の山門

滝不動尊の山門は綺麗な朱塗りで、山門をくぐると石段が続き右脇には滝が流れている。200段位の石段を上ると、

不動尊を祭ったお堂があり、その右脇の小さなつり橋を渡るといよいよ登山道となった。急な登り坂をあえぎあえぎ登ると

大滝林道に出て直ぐに展望台に到着した。展望台と言うけれど藪が生えていて、天気も曇りなのであまり視界が効かない。